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医師に学会発表を勧める7つの理由 |学会発表を楽しむ

こんにちは、しゅうです。学会発表と聞いて、皆さんはどう思われるでしょうか?

面倒、自分の時間が取られる、恥ずかしい、お金にならないなどいいイメージを持たれていない方も多いかもしれません。

 

でも、学会発表は自分にとって役に立つもの楽しいものです。

 

学会発表をしないのは、本当にもったいない。

今回は、皆さんが少しでも学会発表を楽しめるように、私がお勧めする7つの理由を書きます。

 

1. 知識が圧倒的に増える

学会発表を行うことで得られる1番のメリットだと思います。具体的に得られる知識には以下のものがあります。

1. 学会場で得られる最新の知識や技術

2. Power Pointの知識

3. 文献検索の知織

4. 統計処理の知識

 

1) 学会場で得られる最新の知識や技術

 

学会場では、最先端のデバイスや技術最新の治療方法治療成績等が発表されます。

こういったものに触れることで、常に自分の技術や知識をアップデートしていくことができます。

現代のスピード感についていくために、学会に参加して知識や技術を取り入れていくことは、もはや必要不可欠です。

何よりもこういったものに触れることはとても楽しいです。

 

2) Power Pointの知識

スライドを作る際に多くの人がPower Pointを使うと思います。

最近は学会で発表形式をPower Pointに指定していることも多く、必要不可欠なツールです。

初めは使い方に慣れるまでに、多少苦労するかもしれませんが、一度習熟してしまえば、簡単にスライドを作っていくことができます。

さらに、Power Pointは、学会発表以外にも広く世の中で使われていますので、習熟すると自分の価値をより一層高めることができます。

いろいろなことができるようになるとスライドを作るのが楽しくなってきます。

 

3) 文献検索の知識

 

考察を書く上で、文献検索は必須です。

最も多く使われているのが、PubMedですが、key wordの入れ方、"and、or、not"の使い方、✳︎の使い方など、必要な知識がいくつかあります。

論文を書くときにも、文献検索は必須であり、PubMedに慣れておくことは重要です。

学会発表をしていくうちに、文献検索も簡単にできるようになっていきます。

 

4) 統計処理の知識

自分が言いたいことの根拠を述べる上で、最も有用なのは統計です。

大学生の頃、統計って大事なのかなと思ってあまり深く勉強をしませんでしたが、後でとても後悔しました。

統計処理は、一朝一夕で獲得できるスキルではありませんが、学会発表を繰り返し、一つずつできることを増やしていけば、確実に統計処理ができるようになります。

 

2. プレゼンテーション能力が向上する

今、世の中で広く求められているのがプレゼンテーション能力です。

自分を売り出そうと思った時、企業が新製品を販売しようとしたときなど、様々なシチュエーションでプレゼンテーションが求められます。

プレゼンテーションがうまくいくかどうかで、成否が決まると言っても過言ではありません。

 

プレゼンテーションといえば、スティーブ・ジョブズを思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。

ああいった人を引きつけるようなプレゼンテーションができれば、大きなチャンスを得ることができます。

特に海外で働きたいと考えている方にとって、プレゼンテーション能力は必須のスキルです。

 

プレゼンテーション能力は簡単に身につくものではありませんが、学会発表を繰り返し行うことで、誰でも確実にプレゼンテーション能力を伸ばすことができます。

 

3. 友達ができる

 

学会発表をしていく中で、最もよかったなと思うことは友達が増えたことです。

同じ志を持つ仲間ができることもありますし、自分を高めてくれるようなエキスパートと知り合うこともできます。

友達ができれば、学会発表がさらに楽しみになりますね。

 

学会や研究会に懇親会が設定されているようなら、参加することを強くお勧めします。

知り合いがいないと初めは気まずいかもしれませんが、絶対に話す人はいますし、そこから人脈が広がれば、自分のチャンスは間違いなく増えます。

海外の学会の懇親会に参加し、外国の教授と話したことがきっかけで、留学が決まるなんて話も珍しくありません。

 

4. 観光できる

 

全国学会や国際学会に参加すると、おまけとして開催都市の観光ができます。

もちろん勉強が一番大事ですが、学会の合間に観光することは楽しみの一つです。

 

特に海外では、初めていく都市も多いと思いますので、一生の思い出になるような旅ができるのではないでしょうか。

あくまでもおまけですが、学会発表を楽しむ一つの要素であることは間違いないです。

 

5. 社会貢献できる

 

学会で発表することは、どんな内容であれ、その分野の進歩に少なからず貢献します。

つまり社会貢献しているってことですね。

世の中の役に立っているということは、とても誇れることです。

 

どんなにいい技術でも、世の中の人に知ってもらわなければ意味がありません。

いいことは、どんどん学会発表して、社会貢献しちゃいましょう。

 

6. チームの結束力が強くなる

 

私は普段、コメディカルの人に学会発表の大切さをよく話しています。

そうすると強制しなくても、ほとんどの人が興味を示してくれて、学会発表をしてくれます。

一度、学会発表をすると、何も言わなくても毎年のように発表してくれるので、全国学会には総勢20人くらいで出かけたりすることもあるくらいです。

 

普段の仕事でも、常に学会発表を意識しているので、モチベーションが非常に高くなります。

学会発表を通じて仲良くなりますし、チーム力上昇は間違いないです。

 

7. キャリアアップになる

 

学会発表を重ねることで、自分の市場価値を高めることができます。

シンポジウムでの発表学会賞を受賞することができれば、大きな実績になります。

もちろんこういった実績は自分の経歴として書くことができますし、周囲から高い評価を得ることができます。

転職を考えた時、有利な条件を引き出すために役立つことは間違いありません。

 

いかがでしたでしょうか。

賛成できることとできないことがあったかもしれません。

しかし、学会発表は慣れれば、どんどん簡単にできるようになりますし、得られるメリットが大きいのは間違いありません。

どんどん発表して、学会発表を楽しみましょう!

 

 

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